『働き方の損益分岐点』を読んで働き方を見直してみた
はじめに
働き方を考える為に読んでみたら良いよと経営者の方に勧められた
『働き方の損益分岐点』を読み終えたので、大事だと感じた点と
私自身の今後の働き方について考えをまとめます。
資本主義経済における給料の構造
経済学的に考えると、給料の決まり方には、
①必要経費方式
②利益分け前方式(成果報酬方式)
の2種類があります。
本書の冒頭では資本主義経済における給料の構造について解説されていました。
給料はそもそも努力や成果がベースでは無く、翌日も働くために必要な
衣食住のお金を労働者に払っているという事でした。
働き方の選択
過去からの「積み上げ」ができる仕事(職種)を選ぶ
結論としては知識・技術の積み上げにより緩やかに成長が見込めるという事です。
「変化が速い業界」では変化に適応できないと労働力の市場価値が低下します。
本書では「変化が速い業界」の例として開発言語の変化をあげていました。
新しい開発言語を覚えなおす時には若手の人間と競争が必要になります。
それに対して建築業界や農林水産業界などの「変化が遅い業界」では積み上げた技術や知識は陳腐化しにくいため労働力の市場価値が低下しにくい仕事になります。